東京での住込み家政婦

24時間勤務となると、家政婦とて人間ですので食事もすれば入浴も必要です。その場合の対応も業者により異なりますが、しっかりと明記されています。例えば、食事を家の中でする事を許可できない場合は、食事代を別途支払う様な契約になっているケースが殆どです。24時間拘束するのに、お風呂を利用できないとなるとその家庭では家政婦を時間を区切って利用するしかありません。24時間の仕事は家事のみならず、様々な雑務をこなさなければなりません。

東京では1人暮らしの高齢者を近所の方が気に掛けるケースは少なく、介護施設や通いの介護士、看護師、家政婦の手助けが必要です。家政婦の場合、話し相手になるというのも仕事の一つです。自分で歩行が困難な場合、排泄の介助や入浴の介助、定期的に寝返りを打たせるなど多岐にわたります。さらに食事の世話や掃除、洗濯、買い物などをこなすわけですから、かなりの重労働になります。仮に平日ずっと住込みで家庭介護をする場合、一週間で10万円前後が相場です。通常、9時から18時までのフルタイム勤務のOA事務で、平均日給は12000円から18000円ですから、3倍の労働時間であまり変わらない賃金です。

しかも、この10万円全てが家政婦に支払われるわけではなく、業者に何パーセントかのマージンを支払います。時間とエネルギーを消費し、精神的にも過酷な労働であることを考えると、コストパフォーマンスはあまり良いとは言えません。働く側の立場に立ってみると、割の良い仕事とは言い難いのが現状です。