家政婦の心得

最も難しいのは、勤務先がそのままお客様であるということです。通常会社勤めをしている場合、職場では上下関係はあっても、全員が等しく同じ会社に雇用されているという点では同じ立場です。しかしながら、家政婦の場合はお客様の元で仕事をするわけですから、多少の理不尽には耐えなければならないシーンがあるのです。時間内は常にワンランク上のサービスを目指して働くことが義務となります。

家政婦という職業は仕事の幅が広く、家事に関わる全ての仕事がその範疇です。掃除、洗濯、裁縫、料理だけでなく、時には買い物や子供の送り迎え、ちょっとした雑用など、出来得る限りのリクエストに応える事が求められるのです。そのため、現場で「できない」と言わない為にも、日々研鑽を積むことが重要です。例えば料理のレシピを増やすことや、どの素材がどのお店で安く買えるかなど、地域に特化した情報を仕入れるなど、質の高いサービスのために必要なリサーチを心掛けるのがプロです。

車での家族の送り迎えなど、安全管理の点で受けてはいけない仕事もあります。契約上引き受けられない仕事については、家政婦の雇用主から派遣先の家庭に事前に説明があるため、できないことやしてはいけないことについてははっきり断ることも家政婦の心得の一つです。