東京で家政婦に学ぶ

地方出身者が転勤などで東京で暮らすことになった場合、最も困るのが周囲に知人がいないことです。結婚したばかりの若い夫婦の場合、単身赴任で夫だけ東京に住むというのは稀で、多くの場合夫婦で行動を共にします。この様なケースは働いていない妻にとって精神的に極めて辛い状況にあることを、夫はあまり理解してくれません。誰とも話す機会がなく、知り合いのいない東京で、妻はたった一人で一日の大半を過ごすことになるのです。

実家にいれば母親に聞くこともできる料理や家事全般についても、電話ではあまり能率的ではありません。もし家に家事のプロがいたならば、多くの面で救いとなるのです。家事のプロから学ぶことが出来、さらには妻の孤独を和らげることもできるため、一石二鳥となるのです。また、妻もパートタイマーとして働きに出るようになれば、ますます家政婦の需要は高まります。

特殊なケースだと思われるかもしれませんが、東京には同様の状況に置かれている夫婦は数多く存在するのです。しかも主婦の孤独は想像以上に深刻で、それが原因で別居を余儀なくされるケースも多いのです。地域に慣れるまでの間だけでも、家政婦の力を借りるという選択肢があることは大きな救いです。