東京以外の対応エリア

先に挙げた、フィリピン人家政婦による家事代行業の場合、対応エリアは東京だけで、しかも23区に限られます。しかし、家政婦は全国どこでも活躍しているのです。地域によって家政婦を必要とする時期や理由は異なります。農家の場合、収穫期は人手が足りず、しかも過疎化が進んでいる状況では少ない人数で作業をしなければならないのです。その上家事が滞ることになると、過大なストレスとなるのは目に見えています。

農家の多くが高齢化に悩み、若者が東京など都心へ出て行ってしまう反面、都会の生活に疲れ農業を目指す都会人も増えています。一時期は中から外へのベクトルしかなかった地方と東京などの都心との人の流れですが、最近は少し違う傾向にあります。その土地特有の職業もあり、それを目指して都会からやってくる若者もいるのです。

今までにない試みをするならば、それに専心できる住環境が望ましいのは言うまでもありません。東京などの都心部でなくとも、家政婦は需要があるのです。また、逆に考えるならば、誰でもどこでも家政婦という職業を選択すれば、日本全国どこでも仕事場はあることを意味します。職を失った人にとって、家政婦という仕事は最後の砦とも言えるのです。